月曜の朝、目が覚めると外は雨が降っていた。
今朝は気温が低い。
人気の無いリビイングは、空気がひんやりしている。
いつものように、新聞を取りに行き、さ湯をのみながらゆっくりと新聞を読む。
静かな時間が流れていく・・・
金曜日は孫のHくんを保育園に迎えに行って、そのまま長男の家に泊まった。
Hくんと一緒にお風呂に入り、私が頭を洗っていると、まねしてシャワーに頭を突っ込んでくる。
妻が「二人で滝行やってるみたいだね!」と笑っていた。
にぎやかで楽しい夜だった。
土曜日は、二男夫婦ともう一人の孫Oくん、長男夫婦とHくんが我が家で初対面。
Hくんはいつもと違う空気を感じてか、よそよそしい態度でなかなかOくんに近づかない。
しばらくして慣れたのか、たまにOくんの頭を”なでなで”するようになった。
Hくんは帰るとき、チャイルドシートに乗せると半べそかきはじめ、車が走りだすと大きな泣き声を響かせながら、賑やかに帰っていった。
二男たちは泊まったので、夜はOくんとお風呂に入った。
Hくんとは違い、まだフニャフニャした赤ちゃん。
手桶でお湯をかけてあげると、鼻の下を長くして気持ちよさそうにしている。
日曜日の朝は、かわいい赤ちゃんの泣き声が聞こえた。
お腹が空いたのか甘えた声だ。
しばらくしてリビングに行くと、二男の腕の中でOくんがあやされていた。
今日帰ってしまうので、私も妻もたくさん抱っこした。
そして、Oくんたちも帰ると、急に静かになった。
夕方、「家に着いたよ」と二男からLINEがあった。
風呂あがりに「今日は一人でお風呂で寂しかったよ!」と送ると。
「母と入れば」と冷たい返事。
「今度行ったときに、また入れてあげてね」とかの忖度は無いのかい?
そんなことを想い出しながら静かな朝を過ごした。