はてなブログ10周年特別お題
「10年で変わったこと・変わらなかったこと
この10年、まわりの移り変わりが激しく翻弄されたが、人生の中で一番に密度が濃い10年だった。
まず、11年間の単身赴任が終わって自宅に戻り、家族と過ごす時間が増えたこと。そして、東日本大震災が起き、家族と一緒に暮らせるありがたさを痛感した。
しかし、せっかく家族一緒に暮らせることができたのに、翌年長男が就職し引っ越し。
その翌年には二男が大学に入学し下宿することになり引っ越し。
とうとう夫婦二人の暮らしに。
二男を下宿に送り、帰る時の妻の寂しそうな顔は忘れられません。
子供に手がかからなくなると、今度は親の介護。
そして、父が亡くなり、母、義父が続けて亡くなると言う悲しい事が続いた。
父が亡くなり、徘徊するようになった母。
どうしようか途方に暮れていた時期。
でも、長男、二男とも素晴らしい女性と結婚し、長男の所では孫が生まれ、新しい家族が増えたという嬉しい出来事もあった。
また、役職離任を期に早期退職。
曇天の桜に見送られて35年務めた会社をい退職。
第二の人生をどう楽しもうかと考えていた矢先に、妻がくも膜下出血を起こしてしまった。
退職し自宅に居たおかげで、直ぐ病院に運ぶことができ、重い後遺症が残らなかったのが幸いだった。
自分はというと、体力の衰えはあるものの、良く遊び、良く食べ、良く呑みと相変わらずの日々を送っている。
明日は何が起こるかわからない。
生きて行くと言うことは変わり行くこと。
そして、変わり行くことを楽しむ。
だって、自由なおじいちゃんですから!