自由なおじいちゃんのよもやま話し

釣り好き、バイク好きが、日々の考えを、きままに綴っています。

フライフィッシング人口

先日、A川にフライフィッシングに行った。
今年は季節の進みが早く、10時頃には虫たの動きが活発になりそれを捕食しようとヤマメがライズを繰り返していた。
「これは頂き!だな」と思い#14のソラックスダンを結んで流すけれど、本物にはライズするのにフライの前ではUターン。
色を変え、サイズを小さくしてやっと1匹ゲット!
ここからは、更に活性が上がり上流の堰堤までに数匹追加。

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堰堤上のプールではルアーマンがキャストを繰り返していた。
流れの筋でヤマメが数匹悠々と泳いで、時折口を開けて何か捕食している。
フライなら一発なんだけれどなと思いながら見ていると、気配に気付いたのかルアーマンが振り返った。
「連れますか?」と訊くと
「魚は居るんだけれどね、毎日釣り師にいじめられているから手強いね」と言う。
ルアーを投げているから若い人かと思ったけれど、私より先輩のようだ。
年配=フライマン、若者=ルアーマンという考えがあったようだ。

下流に入れてもらっていいですか?」と挨拶して下流の対岸に入った。
上流を見ると100メートル程上のプールにもルアーマンの姿が・・・

ここのヤマメは手強くて少しでも不自然に流れるとフライを無視される。
何投目かに、ティペットとリーダーに大きくスラックを入れ、それが解けるギリギリのところで、フライに出てくれた。
今日はフライマンに一人も会わなかった、全員がルアーマンだった。
先日、管理釣り場のオーナーから聞いた話が思い出される。
「最近フライをやる人が少ないし、道具を売っている店も少ないんだよな」と・・・

自分も昨年から管理釣り場のルアーデビューをしたけれど、フライと違ってキャスティングが難しかったり、フライを作ったりという釣行前の面倒なことが無いし、スタイリッシュなところが良い。

このままでは、フライフィッシング絶滅危惧種になってしまいそうです。