自由なおじいちゃんのよもやま話し

釣り好き、バイク好きが、日々の考えを、きままに綴っています。

ルアーという不思議な釣り

東に向かって早朝の田舎道を走る。

昇り始めた太陽の光がまぶしい。

細い峠道を上り右折すると目的のダム湖に着いた。

 

既に釣りクラブのメンバー2人が車のところで話している。

今日は、釣りクラブのミーティングで茨城の管理釣り場に来ている。

この管理釣り場はルアー専用で、私が長く楽しんでいるフライフィッシングは禁止になっているため、慣れないルアーでの釣りとなった。

 

そもそも、ルアーでの釣りは、小学生の頃に釣りキチ三平という漫画で知り、

「カッコいい!やってみたい!」

と思い、従妹がやっていた内職の手伝いをして、お小遣いをためて道具をそろえた。

そして、叔父さんにお願いして湯ノ湖に連れて行ってもらい、念願のレインボートラウト(虹鱒)を一匹だけ釣ることができた。

しかし、近所の川にルアーで釣れる魚は少なく、また遠征するための足もなかったためいつしかルアー熱は冷めてしまった。

 

あれから半世紀近くたって、再度ルアーに挑戦したけれど、結果は納得いくものではなかった。

隣のメンバーは次々とヒットしている。

良く観察すると、ルアーの大きさや色を次々とローテーションしている。

また、ロッドの位置を高くして表層を引いたり、巻くスピードに変化を付けたりと色々工夫している。

「ルアーの世界って奥が深そうだ!」

今までは、金属の板なんかで魚が釣れるのかな?と思っていたけれど、目の前の光景を見ていると。

「おもしろい!」

「もっとルアーのことが知りたい!」

と興味がわいてきた。

 

わからないことだらけなので、ルアー関係の雑誌やYouTubeで知識を吸収している。

久しぶりに小学生の頃のワクワクした気分になった。

さあ!二回目は何処に行こうか?