自分の職業人生も数える程しか残っていない。
このまま、今の仕事で終わっていいのだろうか?
ということで、還暦過ぎの就活に兆戦してみた。
昨年の暮れに願書を出し、2月に作文試験、面接を受けた。
試験会場に行くと、先に着いた方が試験会場を係の人に聞いていた。
係の人に近づくと「〇〇さんですね」と声をかけられた。
何故わかったの???
会場に入るとテーブルに作文用紙が2枚置かれていた。
ここで、さっき係の人が名前を憶えていたことがわかった、高年齢者の応募が珍しかったからだ。
募集要項には、性別、年齢を問わず広く採用の機会を与えると書いてあったのに、皆さんお若いです。
自分の子供と試験を受けているようです。
作文のテーマは、予想していた通り”○○をするためにあなたはどんなことができますか?”だった。
あらかじめ考えていたことをスラスラと書き、半分の時間で書き終えてしまった。
残りの時間で、何度も読み返し誤字脱字、文章のおかしいところをチェックし終了。
30分程時間をおいて今度は面接。
これもお決まりの質問だ。
そして最後に年齢の話しになり「う~ん六十うん歳か・・・」という言葉が気になった。
こうして採用試験が終わった。
そして、2月末試験結果が郵便で届いた・・・・
結果は、”試験の結果不合格となりました”の一行だった。