新聞に道の駅カード販売の記事が載っていた。
都道府県単位で、参加全駅のスタンプを集めるとコンプリートカードがもらえる。
ツーリングの目標ができたので、さっそく計画を・・・
栃木県では全25駅が参加、1日でコンプリートするのは難しいため、東ルート、西ルート、南ルートに分け3日間で走破。
1日目:
早朝の空気はまだ冷たく、革ジャンの下に薄いダウンを着て出発。
ドドッ・・・、ドドッ・・・と心地良い排気音を響かせ、国道を北に走り、東山道伊王野を目指す。
営業開始直後に到着、カード販売所が分からず案内所へ。
「すいません、道の駅カードありますか?」
「直売所で販売してるよ」と言われ直売所へ。
開店直後なのに地元の野菜を買い求める人がたくさん!
元気なレジのおばちゃんに、
「道の駅カードあります?」
「あ、あるよ!」と引き出しをごそごそして、カードの束を出してきた。
隣のレジのおばちゃんが
「番号順に並んでるから上から渡すんだよ、スタンプカードにスタンプも押してね」
元気なおばちゃんは、
「今日初めてやったんだけど、これでやり方覚えたよ」と、ニコニコしながらカードを渡してくれた。
バイク戻ると、八重桜の花びらが降っていた。
次の目的地、那須与一の里では、温かいコーンスープを日向ぼっこしながら飲み一息入れたあと、ばとうを回り、きつれがわへと。
少しお腹が空いたので、名物のきつねのたまごを購入してテラスで食べていると、白いスズメが飛んできたので、思わず手を伸ばしたら指に留まって、また飛んで行った。
隣のおじさん二人が、「指に留まるなんてめずらしいね」「白い鳥は縁起がいいんだよ」と教えてくれた。
何か良いことがあるのかなと期待がふくらむ。
気温もぐんぐん上がってきたので、ダウンを脱いでTシャツと革ジャンで走り、たかねざわ元気あっぷむらへ。
ここには、グランピング施設があるので下見もしてみたかった。
池の周りにあるトレーラーハウスはお洒落だし、ウッドデッキでの夕食バーバキューも美味しいだろうな・・・温泉に入ってまったりするなんて最高だろうなと妄想。
直売所で、晩酌のあてに地元産のアスパラガスと、とちおとめドレッシングを購入。
昼を過ぎて、熱くなってきた。
ジャンパーのジッパーを開け気味にして走ると、体を通り抜ける風が心地よい。
次の、はがでは案内所のお姉さんの対応が気持ち良かった。
「スタンプ集めているんでね、よかったらみてもいいですか?」
もちろん
「これから、まだ回るんですか?」
はい、市貝、茂木、益子、二宮と回る予定です。
「頑張ってくださいね! 気を付けて行ってらっしゃい!」
そして、サシバの里いちかいでは、イベントをやっているようで混雑。
案内所の方も素っ気ない対応だった。
もてぎでも、売店は大混雑していたので、スタンプをゲットして退散。
里山や田んぼの中を気持ちよく走り、ましこに到着。
ここの案内所のお姉さんも対応が良かった。
何てことない会話だけれども、事務的にカードを販売し、スタンプを押すだけの人が多い中、ちょっとした会話があるだけで心が和み、旅してるっていう気分になる。
日陰のベンチでサンドイッチとコーヒーを頂き、本日最後の目的地、にのみやへ。