10月になっても暑い日が続いたかと思えば急に寒くなり、秋が来ないで一気に冬になってしまうのかと思っていました。
でも自然て律儀なもので、ちゃんと秋らしい陽気になってきました。
四季の中で秋が一番好きです。
朝の程よい冷え込みに身が引き締まり、日中の低い角度から射す太陽は景色を美しく映し、夕方の寂しい空気に人恋しさに駆られ、一日の中にドラマがある秋。
「ドッドッド」と排気音をひびかせ、凛とした山の空気の中を走っていると、自分自身の心を静かに見つめることができる。
そして、紅葉したカラ松の葉が降り注ぐ森の中でエンジンを切って耳を澄ますと舞い落ちる松葉の音に包まれる。
斜めから射す太陽は木々を美しく際立たせ冬が近いことを感じさせる。
さあ、帰路につこう!